まず落着いて身の安全を
- 揺れを感じたら、まず丈夫な机やテーブルなどの下に身をかくしましょう。
- 座布団などが身近にあれば、頭部を保護しましょう。
- 揺れを感じたら、玄関などの扉を開けて非常脱出口を確保しましょう。
- 周囲の状況をよく確かめ、あわてて外へ飛び出すことなく落着いて行動しましょう。
あわてず冷静に火災を防ぐ
- 使用中のガス器具、ストーブなどは、すばやく火を消しましょう。
- ガス器具は元栓を締め、電気器具は電源プラグを抜きましょう。
- 地震後に避難する場合は、ブレーカーを切ってから避難しましょう。
(地震により電気機器が転倒したりして、燃えやすい散乱物などに接触し出火することがあります。)
- 万一出火したら、まず消火器や三角バケツなどの消火用具でボヤのうちに消し止めましょう。
- 初期消火のチャンスは3回あります。(屋外ではブロック塀の倒壊や看板などの落下物に気をつけましょう。)
(1)地震の揺れ始め・・・無理をせずに安全確保を優先してください。
(2)揺れがおさまった時
(3)出火直後
- 大声で隣近所に声をかけ、みんなで協力しあって初期消火に努めましょう。
狭い路地、塀ぎわ、崖や川べりに近寄らない
- 狭い路地や塀ぎわは、瓦などが落ちてきたり、ブロック塀やコンクリート塀が倒れてきたりするので遠ざかりましょう。
- 崖や川べりは地盤のゆるみで崩れやすくなっている場合があるので、これらの場所から遠ざかりましょう。
避難時の注意点 −テクニック−
- 避難をするときは、必ず徒歩で避難しましょう。
- 服装は、活動しやすいものにしましょう。
- 携帯品は、必要品のみにして、背負うようにしましょう。
- 強い地震(震度4程度以上)を感じたとき、又は弱い地震であっても長い時間ゆっくりとした揺れを感じたときは、直ちに海浜から離れ、急いで高台などの安全な場所へ避難しましょう。
- ラジオなどで津波情報をよく聞きましょう。
- 山ぎわや急傾斜地域では、山崩れ、がけ崩れが起こりやすいので、自分ですばやく決断し、直ちに避難しましょう。
正しい情報の入手
- テレビ、ラジオの報道に注意してデマにまどわされないようにしましょう。
- 市町村役場、消防署、警察署などからの情報には、たえず注意しましょう。
- 不要、不急な電話は、かけないようにしましょう。特に消防署等に対する災害状況の問い合わせ等は消防活動等に支障をきたすのでやめましょう。
協力しあって応急救護・救出活動
- 軽いケガなどの処置は、みんながお互いに協力しあって応急救護をしましょう。
- 建物の倒壊や落下物などの下敷きになった人がいたら、地域のみんなが協力しあって救出活動を行いましょう。
自動車の運転中
- 道路の左側か空き地に停車し、エンジンを止めましょう。
- カーラジオで災害情報を聞きましょう。
- 警察官が交通規制を行っているときは、その指示に従いましょう。
- 避難するときは、キーをつけたままにして、徒歩で避難しましょう。
総務省消防庁のホームページ・財団法人 消防科学総合センターのホームページ、福岡県防災安全課のホームページより引用しています