2019年08月08日
近年、全国の食品工場や業務用厨房施設(飲食店・パン屋など)で、オーブン等のガス消費設備による一酸化炭素中毒事故が発生しています。
昨年は全国で11件、今年は現時点で3件発生しています。
事故原因の多くは、機器の経年劣化や換気が不十分なことによる不完全燃焼です。
食品工場や飲食店等でひとたび一酸化炭素中毒事故が発生した場合、建物内の多くの人を巻き込み、甚大な被害を
及ぼす危険性があります。
食品工場、飲食店等の所有者の方、従業員の方は、次の点に留意し、安全を心がけましょう。
①オーブン、給湯器などのガス消費設備の使用中は必ず換気をすること。
②ガス消費設備の使用開始時・使用終了時には必ず設備の異常を点検すること。
③ほこりや汚れの除去、フィルターの清掃、交換を定期的に行うこと。
④不完全燃焼に備えて、業務用換気警報器を設置する。
田川地区消防本部 予防課 予防係
荒木・木森
0947-44-6256